超小型のIoT端末開発キットのSensorTile kitを購入したので、開封の儀を行いたいと思います。
SensorTile kitの購入方法
取り扱ってるところが少ないようで、在庫のあったDigiKeyで私は購入しました。すぐに欲しかったので、秋葉原を探してみたのですが、置いてる店は見つけられませんでした。(2019年7月)
後は、STの公式サイトから直接購入もできそうです。
SensorTile kit開封の儀
さっそく開封しました。どの部品も小さくてかわいいです。
同梱されている部品は下記のリストです。
- SensorTile本体
- クレードル
- バッテリー
- プラスチックケース
- 書き込みケーブル
- 拡張ボード
順番に見ていきましょうか。
SensorTile本体
とても小さくて親指の爪くらいのサイズです。でもこの中に、ICがたくさん詰め込められています。この1枚の基板に、STM32マイコン、加速度センサ、ジャイロセンサ、大気圧センサ、電子コンパス、マイク、ブルートゥースが入っているのには驚きです。
このままでは使えないので、クレードルか拡張ボードに接続して使います。
クレードルに接続すると、温度センサーとバッテリーを使えるようになるため、ウェアラブルなアプリケーションに向いているように思います。私はこちらを使って色々遊んでみたいと思っています。
拡張ボードに接続すると、NUCLEOコンパチとなり、Arduinoと接続できるようになります。また、オーディオDACが使えるようになるそうです。
クレードル
表側のICのどれかが温度センサでしょうか。ON/OFFスイッチも端っこに小さくありますね。
背面にはマイクロSDカードの口、マイクロUSBの口、バッテリーの口、書き込みケーブルのピンがついています。
クレードルの場合、SensorTile本体ははんだ付けが必要とのこと。苦手なんですが。
バッテリー
とっても小さいバッテリーです。写真じゃ伝わらないと思いますが、なんかかわいいです。
プラスチックケース
クレードルとバッテリーが入るケースです。
とりあえず形だけ入れてみます。
ぴったり入って気持ち良い感じです。
左右の突起にベルトを通せば腕時計みたいな感じにできそうですね。
書込みケーブル
NUCLEO基板にあるST-Linkと繋ぐためのケーブルです。ピンの数を数えると5本しかありません。NUCLEO基板にはピンが6本あるので、1本抜かれていますね。
番号 | ピン |
1 | VDD |
2 | SWCLK |
3 | GND |
4 | SWDIO |
5 | NRST |
6 | SWO |
上記がNUCLEO基板のピン配置です。使えないのは最後のSWOですね。SWOを使ったprintfが便利で好きだったのですが、残念です。
拡張ボード
今のところ使う予定はありませんが、拡張ボードはこんな感じです。上下逆に撮ってしまいました、すいません。
拡張ボードの方がSensorTile本体の接続が簡単です。SensorTile本体を上からパチっと押さえつけるだけで取り付けられます。
次回予告
次回はちゃんとクレードルを組み立てようと思います。
さらにその後は、クレードルセットを使って、A.I.のデモを試します。