STM32CubeIDEでHEXファイルを作成する方法を解説します。
STM32CubeIDEはデフォルトでは、ELFファイルを生成します。デバッグ時はこれで問題ありません。しかし、リリース時を考えると、書き込みはST-Link UtilityやSTM32CubeProgrammerを使うことが多いでしょうから、HEXファイルを生成して欲しいところです。
そこで本記事では、STM32CubeIDEでHEXファイルを生成する方法をご紹介します。
HEXファイルを生成する方法
HEXファイルを生成する方法は非常に簡単で、ビルド設定でチェックを入れるだけです。
- プロジェクトを右クリック→Properties
- C/C++ Build→Settings
- Tool Settingsタブ→MCU Post build potputs
- Convert to Intel Hex file (-O ihex)にチェック
- Apply and Closeボタンをクリック
設定が終わったらビルドしてみましょう。ビルドは『プロジェクトを右クリック→Build project』で実行できます。
ビルドが終わったらプロジェクトエクスプローラの『Debug』もしくは『Release』フォルダの中を見てみましょう。HEXファイルが生成されています。
とても簡単ですね!
ちなみに『Convet to binary file (-O binary)』にチェックを入れると.binファイルも生成することができます。
以上です。お疲れ様でした!